正月特番出演はNG?コロナ感染拡大でプロに求められる自覚
そんな中でも選手が中心になって動いた新規大会「ジャパン・プレーヤーズ選手権」は明るい材料といえます。昨年、女子ツアーは「アース・モンダミンカップ」が先頭を切って大会を開き、その後も試合が続いたように、試合開催に理解のあるスポンサーが出てくることで、徐々に不安が取り除かれていきます。
これからの感染状況にもよりますが、女子は「ダイキンオーキッドレディス」(3月4日開幕)、男子は「東建ホームメイトカップ」(4月15日開幕)が、予定通りに行われるかが、今年のツアーを占うカギになるでしょう。
先が見えないのは、どのスポーツ選手も同じです。試合が行われたら即対応できるように、プロの自覚が求められます。プロになったばかりの頃の試合に出たうれしさを忘れず、臨戦態勢を整えておくのがプロの使命です。体を鍛えて、ボールを打ち、ラウンドをこなしながら感覚を研ぎ澄ましておくべきです。昨年、試合が行われず、悔しい思いをした経験が必ず生きてくるはずです。
■出演要請があるのは注目を浴びた証し