レアルが格下に惜敗…名門の“赤っ恥”は久保にプラスのナゼ
スペインのレアル・マドリードが、世界に名だたる<名門クラブ>という金看板に泥を塗った。
日本時間21日早朝キックオフの国王杯3回戦で3部アルコヤーノと対戦し、延長の末に1―2で敗れ去ったのである。
レアルは格下相手に一部主力を温存。前半終了間際にレアルが先制。後半もゴールを重ねると思われたが、後半35分に同点に追い付かれ、延長後半5分に相手に退場者が出たのにその5分後、決勝ゴールを奪われた。
地元メディアは「指揮官解任の運命が待っている」とジダン監督の去就に言及し、後半途中から出場して低パフォーマンスに終わったベルギー代表MFアザールは「恥知らず」と酷評された。地元有力紙「AS」はアザール、FWベンゼマ、MFイスコといった実績のある選手に採点「0点」を付けてこき下ろした。
レアルといえば、日本代表MF久保建英(19)の<本籍地>である。入団後はビリャレアル、ヘタフェに貸し出されて武者修行に出ている格好だが、今回の10人になった3部クラブ相手の屈辱的な敗戦劇は、久保にとってプラスなのか、それともマイナスに働くのか。