“ポスト大迫”神村学園・FW福田師王は異例の高卒独1部入団 初の「即欧州成功者」になれるか
高校サッカー選手権のベスト4が出そろった。
7日の準決勝(神村学園-岡山学芸館戦、東山-大津戦)で注目を集めているのが、選手権が終わると独1部ボルシアMGに入団する神村学園FW福田師王である。
身長178センチ・体重70キロ。強靱なフィジカルから左右両足・頭でゴールを奪える万能型タイプのFWは、元日本代表「FW大迫の後継者」と評価され、J11クラブから入団のオファーが届いた。が、ボルシアMGの練習会に参加した際、同クラブ所属の日本代表DF板倉、独1部シャルケの代表主将DF吉田から「すぐにでも来い」と言われ、Jを経由しないで高卒即欧州を選択した。
この日(4日)の青森山田戦では序盤から攻守にハードワーク。ひざ下の高さのクロスにダイビングヘッドを試みたり、DF2人を背負って強引にシュートに持ち込んだり、随所に<師王>らしさ全開。
1-1で迎えた後半20分、味方シュートのコボレ球を左足で抜け目なく蹴り入れ、これが決勝点となって神村学園4強入りの原動力となった。