タイサッカー界のトップアイコンを香港で直撃! 川崎チャナティップはタイリーグBGに移籍する
既に移籍契約が完了済み?
しかしブリーラムは早々に争奪レースから撤退し、ポートFCもマダムが獲得断念を宣言した。そして今もなお、獲得へ向けて動きがあるのはBGのみ、というのがタイメディアの総評だ。
代表招集にともなって帰国したチャナティップから“核心”を引き出そうとするタイメディアだが、当の本人は「私は川崎フロンターレの選手、それ以上、それ以下でもない」と一貫した受け答えに終始している。
ただ移籍話なんてナイですよ、とは言っていないことが引っ掛かる。
また今月12日早朝に帰国してから、代表チーム合流まで1日休暇があったようなのだが、その間にBG幹部と極秘裏に契約交渉が行われていたという噂も耳に入ってきた。
タイ代表の6月Aマッチウィークは16日に台湾代表と、19日には香港代表と、それぞれアウエーで親善試合が組まれた。結果は2-2(台湾戦)、1-0(香港戦)。チャナティップは2試合とも先発フル出場を果たしている。
移籍話は本当なのか? 筆者は急きょ試合が行われた香港へと飛び、試合後にチャナティップ本人から話を聞いた。
■「ゴメンネ!」から感じ取った移籍の真相
ーージェイ(チャナティップの愛称)、お疲れさま。きつくタフなゲームだったね。
「ツカレタ。イッテンジャムズカシイネ、モットテンガホシカッタ。デモ、オキャクサン、タクサンキタ。スンバラシイネ」
ーー日本へは明日、帰るんですか?
「ハイ、アシタ、カエルネ」
ーーその後、すぐにまたタイへ帰るのかな?
「(言葉はなく苦笑)」
ーー日本のファンもタイのファンも、あなたの動向が気になって仕方がないんだよね。何か話せることはありますか?
「(申し訳なさそうな表情を浮かべながら言葉に詰まらせながらうつ向く)」
ーー今週末には、すぐににまたリーグ戦(浦和戦@埼スタ)が控えていますが、フィジカルを整えてまた週末に会えることを楽しみにしてるよ!
「ゴメンネ! イツモアリガトウ! マタアウネ!」