女子ブラジル代表の試合の日に「特別休日」初採用…至れり尽くせりだったのに1次リーグ敗退
ボンジーア! みなさん! なんと我がブラジルがF組3位となり、7大会ぶり3度目の1次リーグ敗退となってしまった。
これまで女子と男子の格差をいろいろお話ししてきたけど、ブラジルの話をすると、男女平等という点では“珍しく”すごく先に進んでいたんだ。
ブラジルサッカー連盟(CBF)が女子代表の扱いを全て男子のセレソンと同じにするって決めたのは2020年のこと。これは世界でも一、二を争う早さだった。今、女子W杯6度目の出場となるマルタとネイマールは代表としてプレーする時に、同じだけの金額を連盟からもらっている。また選手が代表に呼ばれると、所属クラブチームにお金が払われる。これも今回から同じ額が払われているみたいだ。
お金だけじゃないよ。男子チームが持っているプロのスタッフ全てを女子チームも持てるようになった。フィジカルトレーナー、医療スタッフ、プロの心理カウンセラーからコックまで。チーム専用のバスだって2台あるし、今回のW杯にはチャーター機でオーストラリアに一番乗りした。