女子W杯は「4000億円」大赤字で心配な今後…賞金総額は前回の4倍もスポンサーは男子の18%
ボンジーア、みなさん! 女子W杯もいよいよ佳境に入ってきたよ!
ブラジルが1次リーグ敗退しちゃった後は、なでしこジャパンを応援してたんだけど、彼女たちも準々決勝で消えてしまったのは残念だ。日本ほど評判のいいチームはなかったからね。でも大会は盛り上がっている。スタジアムもファンフェスタも満員。オーストラリア、ニュージーランドの人たちは心からこの大会を楽しんでいるよ。
だけど今回のW杯は、ピッチ上のこと以上に、おカネのことが話題になっている。FIFAに近い人によると、この大会は大赤字で、少なくとも25億ドル(約3642億円)の損失が出てるらしい。チケットは完売だけど、入場者収入だけじゃ賄えない。スポンサー収入は3億ドル(約437億円)と女子大会にしては史上最高だったけど、これって実は男子の18%に過ぎない。
お馴染みのスポンサーもいくつも降りている。男子大会より宣伝効果が低いっていうのが一番の理由だけど、もう一つ、この大会が「フェミニズム」を高く掲げちゃっていることもある気がする。スポンサーは男女関係なく商品を売りたいから、広告を出すのに躊躇しちゃったんだよね。