伊東純也「性加害醜聞」と三笘薫「体調不良」の波紋…森保Jアジア杯8強入りもイラン戦へ大打撃
カタールで開催中のアジア杯.1次リーグD組を2位で通過した森保ジャパン(FIFA世界ランク17位)が、日本時間31日午後8時30分キックオフの決勝トーナメント1回戦でバーレーン(同86位)に3-1で勝利。その試合前、大激震に見舞われた。
攻撃の主軸FW伊東純也(30)に「性加害を受けた」として、一般女性2人からの刑事告訴を大阪府警が受理したと「デイリー新潮」が報じたのだ。報道によると――。
伊東は2023年6月20日に大阪で行われたペルー代表戦に出場後、20代女性2人を高級ホテルに招き入れ、酒を飲ませて酔わせると、性的合意を得ずに性交渉に及んだという。1月18日に被害女性が刑事告訴に踏み切り、告訴状は警察に受理されて大阪・天満署が捜査を行っている。
スポーツ選手の「性加害事件」といえば23年5月、プロ野球・西武の山川穂高から性的暴行を受けたとして、20代の知人女性が被害届を提出した事件が記憶に新しい。
山川は東京地検に書類送検された後、嫌疑不十分で不起訴処分となったが、西武から「無期限の公式戦出場停止」のペナルティーを受けた。アジア杯の開催地・カタールに滞在中のサッカー関係者がこう言う。
「日本サッカー協会の支援企業、テレビ放映のスポンサー企業から『伊東が画面に映るのは非常に厳しい』といった声が上がった場合、ことさらスポンサーを大事にする森保監督は、伊東をフル出場させることをためらうことが予想される。攻撃リーダーとして3月に再開される26年W杯アジア2次予選、9月から始まるW杯アジア最終予選でも活躍が期待されていただけに、森保ジャパンにとって大打撃です」