「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

公開日: 更新日:

 白鵬よ、いずこに行きたもう――。

 引退が発表された北青鵬の暴力問題を野放しにしただけでなく、相撲協会への報告義務を怠り、さらに隠ぺい工作をしたことで当面の閉鎖が決まっている宮城野部屋。師匠の宮城野親方(39=元横綱白鵬)以下、部屋付き1人、力士18人、裏方4人の総勢23人は所属する伊勢ケ浜一門の他の部屋に移籍となる。

 しかし、これがなかなか決まらない。きょう28日の理事会で決着がつく見込みだが、これまでも浅香山部屋移籍や、親方が伊勢ケ浜部屋で弟子は大島部屋への分離移籍など、喧々諤々。「ウチが預かる」という師匠はおらず、まさにたらい回し、宮城野部屋の押し付け合いである。

 白鵬は引退して親方になる際、「協会の規則や相撲のしきたりを守り、逸脱した言動を取らない」などの誓約書に署名させられた札付き。どの親方も「お断り」したいのは頷けるものの、嫌われているのは師匠だけではないという。

 ある親方は「一番の問題児、北青鵬は引退したが」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された