竹田麗央が活躍できるかは「小技」次第…米ツアーデビュー戦初日は4位タイ発進!
【ヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)・トーナメント・オブ・チャンピオンズ】第1日
上には上がいる。
年間女王の「看板」をひっさげて海を渡った竹田麗央(21)。昨季の平均飛距離263.19ヤードは国内トップだったが、米女子ツアーのスタッツを見ると56位。トップはN・ウォンタウィラップ(22・タイ)の290.61ヤード。183センチの長身から男子並みのドライバーショットを放つ。
昨季米ツアーで270ヤード以上は19人。国内では圧倒的な飛距離を誇った笹生優花(23)の267.90ヤードでも25位だ。ちなみに、笹生は全米女子オープンに2度(2021年、24年)勝っているが、米ツアーでの勝ち星はこの2つだけ。フェアウエー(FW)キープ率(70.3%=98位)やパーオン率(67.7%=85位)の低さが足を引っ張っている。
竹田も昨季のFWキープ率(59.47%=74位)は悪かったものの、パーオン率(77.25%)は1位。これが平均バーディー数(4.284)2位につながっているのだが、米国ではこの数字はうのみにはできない。