巨人・大城卓三が「高給取り保険要員」…《侍Jの正捕手なのにもったいない》と他球団は溜息
昨11日の長崎で行われたソフトバンク戦。巨人は岡本、坂本、甲斐、外国人選手ら、ベテランや主力は東京に残って調整となったため、門脇、浦田、秋広、浅野ら20代前半の若手を中心とした13人の野手陣で臨んだ。
そんな中、ひとりのベテランが同行した。選手会長の大城卓三(32)である。
「4番・DH」で出場し、5打数2安打と打撃で存在感を示したものの、マスクは試合を通じて岸田がかぶり、捕手としての出場機会はなかった。さる巨人OBがこう言った。
「FAで甲斐を獲得した以上、ケガでもしない限り、今年はほとんど甲斐がマスクをかぶることが濃厚。2番手は昨季の正捕手・岸田。大城は代打要員で3番手捕手の立ち位置になるでしょう」
大城も昨季、国内FA権を取得。権利行使を視野に入れつつも、年俸1億6000万円の複数年契約で残留した。この決断に「もったいない。なんでFA宣言しなかったんだろう。どこも打てる捕手は欲しいし、調査していた球団は多かったのに……」と他球団の関係者は首をかしげるのだ。