「環境省 武装機動隊EDRA」斉藤詠一著

公開日: 更新日:

「環境省 武装機動隊EDRA」斉藤詠一著

 2038年4月、午後8時過ぎ、東京湾旧川崎港沖を航行中の遊漁船「第十九さくら丸」は、本来の航路から逸脱したコンテナ船「アークティック・アレス」との衝突を緊急回避した。第3管区海上保安本部からの通報を受け、追尾中の巡視艇からの連絡で、拳銃と爆弾を持った水先人が、外国人船員の待遇改善を要求し、「アークティック・アレス」の船長を人質に立て籠もっていることが判明。この水域で沈没した場合、燃料の流出により奧東京湾沿岸の60%が汚染される。環境開発規制庁(EDRA)の特殊部隊NCEFが出動して解決したが、その裏には巨大な陰謀が……。

 急激な温暖化で沿岸都市が水没した近未来を舞台にしたサスペンス。 (実業之日本社 1980円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末