めちゃイケ女優の明暗 雛形あきこに“2時間ドラマ女王”の目

公開日: 更新日:

 とはいえ雛形だって、めちゃイケがスタートした1996年ごろから、グラドルから女優へシフト。もうベテランといえるキャリアで、主役は張れないまでも、2時間ドラマなどの脇役をコンスタントにこなしている。

「2人とも40歳で子供もいます。表情豊かな鈴木には『キセキの葉書』で演じた母親役にもリアリティーがありましたが、雛形にはまだそれが感じられない」と、芸能ライターのエリザベス松本氏がこう続ける。

「雛形は“お人形さん”みたいな美しさが残っているせいで、年齢と役柄がチグハグというか、役柄の幅を狭めています。かつてトレンディードラマで美人枠だった松下由樹(49)も年齢を重ね、容色が衰えたことで逆に人間味が出て、役者としての幅も広がった。2時間ドラマの女王? 雛形もグラビア時代の“残り香”が抜ければ、主役を張れる女優に化ける可能性はあると思います」

 女優の「40歳」はある意味、正念場か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」