小橋健太さんが明かす 先輩レスラーたちの凄まじい飲み方

公開日: 更新日:

 全日本プロレス、プロレスリング・ノアで活躍した元プロレスラーの小橋建太(51)さん。意外や意外、レスラー時代より引退後の方が酒量が増えた。その訳は……。

◇  ◇  ◇

 全日本プロレスに入門した1987年当時、お酒の強要、いまでいうところの“アルハラ”は日常茶飯事でした。悪い意味での“体育会系のノリ”が横行していた時代でしたから、それが当たり前って感覚でしたし、覚悟してましたけどね。

 ただし、アルハラが問題視されている昨今、プロレス業界も健全になってますよ。

 僕はもともと、お酒は好きじゃないんです。高校卒業後に、社会人を約2年経験してますから、まったく飲まなかったわけではありません。むしろその気になれば強い方でした。

 それは最初に付け人をさせていただいた(ジャイアント)馬場さんに似てるんです。隠れ酒豪といわれた馬場さんが口にしなくなったのは、師匠の力道山さんからのアルハラが原因と聞いています。まだ入門4年くらいの新人だった63年夏の札幌。試合後の酒席でジョニ黒(ジョニーウォーカー黒ラベル)のボトルをストレートで丸々一気飲みさせられたそうです。そして、ようやく飲み切ったら力道山さんがチェイサーがわりに差し出したのがビール。当然断れませんからそれも空けたのですが、以来、酒嫌いになった……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド