鶴瓶さんは“ドロ舟”と…数字がとれなくても乗ってくれる
スランプを感じないのは、「売れているモノ」を追いかけない、ということもあるようだ。普通のテレビマンは、「グルメ番組がはやればグルメ」「旅番組がヒットすれば旅番組」となりがちだが、小松は自分の関心に従って番組を作ることが多いという。
「テレビの王道というのは、はやりものを皆で探して、みんなで共有し合って作っていくものだと思うんですけど、どちらかというと僕はあまりそういうことが得意じゃなくて」
小松の考え方は毎日、膨大な仕事量に追われているビジネスマンにも参考になるのではないか。 =あすにつづく
(構成=高月太樹/日刊ゲンダイ)