鶴瓶さんは“ドロ舟”と…数字がとれなくても乗ってくれる
法則4=1つの失敗に立ち止まらない
「ダウンタウンのごっつええ感じ」や「SMAP×SMAP」など、フジ黄金期のバラエティー番組の制作に携わってきた小松純也(52)。「90年代のテレビコントとは小松純也の世界である」(作家・戸部田誠)とまで評価されている。
しかし、意外にも大コケした番組も多いという。笑福亭鶴瓶からは、愛情を込めて「ドロ舟」呼ばわりされている。
「過去には結構ひどい結果を出しています。金曜7時のゴールデンタイムなのに視聴率5%以下とか。当時のフジテレビではあり得ない視聴率です。ゴールデンで平均14%、全日平均10%というころにレギュラー番組で3・7%だったこともあります。鶴瓶さんは、いまでも僕のことをドロ舟って言いますからね。この間、NHKで会った時、一緒にいた『チコちゃんに叱られる!』のMCをやっている岡村(隆史)さんに、『ドロ舟が当てたなぁ。こいつの企画に乗っかると沈む』『どんだけ俺がドロ舟に乗っけられたと思ってんねん』って話していました。鶴瓶さんは、『どうせあいつ数字とらへんけど』って沈むことが分かっていても乗ってくれるんですけどね。関係者が多いので、具体的な番組名は言えませんけど」