著者のコラム一覧
小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

気象予報士の依田司は視聴者目線の親しみやすい会話がいい

公開日: 更新日:

診断結果は…【良】

 テレビ朝日系、朝の情報番組「グッド!モーニング」の気象コーナーは、データ放送機能を生かした視聴者との双方向性が特徴だ。それを支えているのがウェザーニューズ所属の依田司(52)。

 例えば、7時台恒例の色ボタンで答えてもらうコーナー。16日は梅雨に関する問題で「日本以外にもある」「入りが早いと明けも早い」「江戸時代にはなかった」のうち正解はどれか。依田が正答を発表するのは、天気や気温、1週間の予報などを伝えた後。正しいのは「日本以外にもある」で長野県上田市の前山寺から中継していた依田は梅雨前線を描いた地図をもとに「中国や韓国にもあります」と解説した。

 寺に咲き誇るツツジが見事で、5時台にはカメラが三重塔とのコラボレーションを映し出したところで「(ここは)信州の鎌倉とも称されています」と視聴者の雑学吸収欲を刺激した。

 前日15日は横浜市の山下公園から中継。同公園には1900本のバラが咲いていることから5時台に「バラといえば次のうち何を思い出すか」と問いかけた。<トゲ、プロポーズ、ベルサイユ、百万本>の中で50%と圧倒したのがトゲで、ベルサイユ22%、百万本18%と続きプロポーズはわずか9%だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動