総資産1000億円 ジャニーズ一族“骨肉の争い”は起きるのか
ジャニー喜多川社長に異変が伝えられたことで、注目を集めそうなのがファミリーの巨額資産の行方だ。高額納税者番付の最後の公示となった2004年度は、ジャニー喜多川社長と彼の姉で副社長のメリー喜多川氏の年収はそれぞれ約9億円、メリー氏の長女の藤島ジュリー景子氏が約6億5000万円だった。それから15年を経て資産が膨らんでいるのは間違いない。
「ジャニーズ事務所は関連会社や個人名義で麻布、赤坂、渋谷に複数の不動産を所有していることで知られています。総資産は1000億円ともいわれています」(経済ジャーナリスト)
週刊誌は“死後の手続き”や“賢い相続”の特集記事であふれている。相続をめぐって親族同士が争うケースが増えているためだがジャニーズのオーナー一族にその心配はご無用のようだ。
「子供がいないジャニー氏は相続の問題が生じたとしても流れがハッキリしているため、“骨肉の争い”が起きるとは考えにくい。メリー氏はかつて週刊文春のインタビューで“後継はジュリー”と断言しています。相続の準備も入念に進めてきたと考えるのが自然でしょう」(芸能評論家の佐々木博之氏)
相続より事務所の“代替わり”の方がはるかに難しいようだ。