五輪MC就任で関ジャニ∞休止も回避 村上信五の“一石二鳥”
関ジャニ∞の村上信五(37)がフジテレビの2020年東京オリンピックメインキャスターに就任することが、15日、明らかになった。同局では12年のロンドン五輪のTOKIO国分太一(44)以来のジャニーズ起用。NHKが嵐、TBSが安住紳一郎アナ(46)と実力派揃いの中、ピンで臨むというのだから、村上にとってはビッグチャンスだ。
当日「とくダネ!」の終盤で小倉智昭(72)がこの件に触れ「スポーツがすごく好きなのは分かる。期待持てるんじゃないかな」とコメント。村上は17年から3年連続で「27時間テレビ」でビートたけしと共演するなどMCとしても定評がある。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「フジテレビのスポーツ番組やサッカーW杯などキャリアを積んではいましたが、自国開催五輪が初舞台とは本人も驚きでしょう。しかしながら、MC力、持ち前の明るさ、大御所を転がす腕、テレビ局のカラーがついていないことなど、よくよく考えると適任。また“たまたま席が空いた”という幸運も彼に味方したといえます」
SMAPの解散などのおかげで、“タナボタ”でお鉢が回ってきたともいえるが、村上にとってはもう一つのメリットも。今回の大役のおかげで、錦戸亮(34)、大倉忠義(34)の脱退、活動休止は五輪後まで実質的に持ち越しになったのだ。
「ほぼ公の仕事だけに“関ジャニ”の肩書をなくすことはできないに等しい。グループを存続させたい村上にとっては一石二鳥の大仕事です」(テレビ関係者)
野望は「NHK紅白の司会」という村上。東京五輪キャスターは村上にとっての試金石になりそうだ。