五木ひろしは連続出場50回で“打ち止め”…NHK紅白「演歌枠」をめぐるウラ事情
「昨年50回を迎え、大きな区切りをつけました。この喜びを胸に終了したいと思います」
五木ひろし(73)は自らのコンサートでファンにそう伝え、年末のNHK紅白歌合戦に出場しないことを明らかにした。
歴代最長の連続出場50回。通算13回ものトリは美空ひばり、北島三郎と並ぶ歴代1位と、輝かしい記録ずくめだが、世間からはいまひとつ「なぜ五木が?」との声が少なくない。
■辞退か落選か
選考から落選したとNHKから通達されたのか、それとも辞退したのか。昨今よくつかわれる「卒業」との表現もなかった。
音楽畑に詳しい芸能記者が言う。
「今回の落選は昨年、出場50回の大きな節目を達成した時点で予想されたものでした。北島三郎さんが2013年に、森進一さんが15年に卒業したのと同じ流れ。五木さんが『卒業という言葉はつかわない』とかねて公言してきたことから、終了となったのでしょうね」