東出昌大が5歳の双子女児にソッポを向かれた! 演劇関係者の間では評価急上昇
東出昌大(34)の上演中の舞台「悪魔と永遠」(東京・本多劇場)が話題になっている。同舞台は新進気鋭の演出家・川名幸宏氏(33)のオリジナル作品。偶然電車で隣り合わせた女性たちが一連の東出のスキャンダルの話題で盛り上がっているのを耳に挟んだ川名氏は、すぐさま電車を降りると、「東出さん主演で『罪と罰』を当て書きします」とプロデューサーに連絡したという。不倫騒動から始まり、世間からバッシングを受けている東出本人の葛藤について、「何か作品にしなければいけない」と思い立ったそうだ。
ストーリーの大筋は、羽目を外したごく普通のサラリーマンが違法薬物を注射され、クラブで知り合った女性と飛び降り心中するも、自分だけが生き残ってしまうというもの。その後の“別の人生”を歩んでいく主人公を東出が演じている。
この作品で醸し出す東出の“落ちぶれた哀れなサラリーマン役”が、演劇関係者の心をいたく刺激して、観劇後しばらくの間脳裏から離れないほどの印象を与えているという。
「これまで見てきた彼の中で、最も優れていると言えるのではないでしょうか。不倫騒動や離婚によるバッシングのゴタゴタが、皮肉なことに東出昌大の俳優としての血となり肉となっていると実感しました。役者という職業にとって、あの騒動は決してマイナスではなかったわけです」(ベテランの演劇関係者)