“ネクストBTS”は旧統一教会テーマソング「無条件」のパク・サンチョル
6月14日のBTSのグループ活動休止騒動は世界を揺るがすニュースとなって瞬く間に拡散しました。その後、少女時代が5年ぶりにカムバックしたり、先月、BLACKPINKの新曲のMVが公開24時間で9040万回再生するなど「K-POP枠」の話題に事欠かない状況が続いています。
所属事務所のHYBEは、TXT(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)やENHYPEN(エンハイプン)、HYBE傘下のプレディス所属・SEVENTEEN、同じく傘下グループのSOURCE MUSIC所属で、宮脇咲良ら日本人2人を含む女性グループLE SSERAFIM(ル セラフィム)ら新たなスターを育成。また、アリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーらアーティストが所属するマネジメント会社・Ithaca Holdingsを約10億ドルで買収するほど、K-POPエンタメは新たなアイドルを世界基準で押し出そうとしています。
そもそもBTSは2020年のワールドツアーで活動を休止し、兵役へ行くというのが既定路線でした。ところがコロナ禍でツアーは延期。そんな中でリリースした「Dynamite」とその後にリリースした「Butter」「Permission To Dance」の“パンデミック3部作”が爆発的にヒット。国連でのパフォーマンスでアジアの代表へと上り詰め、彼らの存在は想定外に大きくなり、互角の若手も育たぬまま、結果として、活動休止は株価を左右するほどのダメージになりました。