著者のコラム一覧
ローバー美々韓国エンタメプロデューサー

1990年代、深夜番組「ロバの耳そうじ」のお色気キャスターで一躍話題になり、韓国留学を経て、現在は日本国内での韓国エンタメプロデュースに携わる。

“ネクストBTS”は旧統一教会テーマソング「無条件」のパク・サンチョル

公開日: 更新日:

「世界平和統一家庭連合」のテーマソングに

 そんな今、BTSを超えるとしたら、トロット歌手のパク・サンチョルではないかと私は思います。トロットは日本の演歌的存在、いわば「懐メロ」的位置づけで、彼の「無条件」は全世界的に有名です。2005年にリリースした曲なのですが、実は旧統一教会、「世界平和統一家庭連合」のテーマソングに使われているのです(ちなみに日本では川崎麻世さんもカバーしていました)。アメリカも日本も選挙の票集めに教団を利用し、安倍首相、トランプ前大統領も親密度が報じられているのはご承知の通り。信者たちが歌い踊っているのをご本人は喜ばしく思っているかどうか知りませんが……知名度は抜群です。とはいえ、同じK-POPというフィールドではネクストBTSが見つからないのは致し方ない事実なのです。

 私がK-POPを得意としていると聞くと、オジサンたちから「娘が、妻がBTSのファンで」と話しかけられるのですが、女性陣のアツさが余計に男性陣は引いてしまうのではないでしょうか。ではなぜそこまで皆がBTSに魅了されるのか、その理由と戦略についてお話しします。 

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方