今や“日テレの顔”山里亮太 自伝ドラマで相乗効果どころか好感度がダダ下がりのジレンマ

公開日: 更新日:

 と、『DayDay.』の評判がイマイチなのだ。もちろん同番組の低調は彼だけのせいではないが、山里への逆風はこれだけではない。

■自伝ドラマの山里にドン引きする視聴者続出

「山里さんは蒼井優さんとの結婚以降、好感度上がり、すっかり『いい人』ポジションに収まっていますが、ドラマに登場する山里さんを見て、《そうそうこういう嫌なやつだったよな》と本来の山里さんを思い出し、《改めて引いた》という声も多いです。山里さん自身もツイッターで実況感想を呟くなど、盛り上げようと努力していますが、視聴率もイマイチ伸び悩んでいますね」(ドラマ制作関係者)

 前期の『ブラッシュアップライフ』が平均視聴率6%台で、平均4%台の『だが、情熱はある』は低迷しているといえる。

『DayDay.』に話を戻すと、「朝からテレビでおしゃべりする」というコンセプト自体も、先行きの厳しさを感じさせるものだという。

「主婦向けの生活情報番組として人気だったTBS系『はなまるマーケット』が、NHKが同じジャンルの生活情報番組『あさイチ』を同時間帯にスタートしてから人気にかげりが見え始め、2014年に終了した過去があります。日テレは他の朝の情報番組との差別化を図るため、『DayDay.』をあえて生活情報番組にしたのだと思いますが、すでに《あさイチの二番煎じ》という声もあり、前途は多難です」(情報番組制作関係者)

 とはいえ、まだ『DayDay.』もスタートしたばかり。現在好調の『ラヴィット!』(TBS系)も初動の評価はイマイチだったところから盛り返した。山里は自伝ドラマで下がった好感度を少しでも立て直し、制作側も『あさイチ』に対抗できるような企画を練るしかない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」