サザン桑田佳祐と山下達郎…“夏歌の名手”が新曲のタイミングで露呈した人間性
東山が番組でPRはジャニーズへの忖度?
「なぜヒガシとこの番組が、いま山下達郎さんをPRしたのか、という背景をめぐる臆測が飛び交っているのです。番組にはジャニーズ事務所からの影響があり、同事務所への忖度ではないか。さらに、山下さんとジャニーズは密接な関係であるという、メッセージなのではないかという見方まで出てきているのです」と、ワイドショーのディレクターは言っている。
いずれも臆測の域を出ないが、山下はジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題について、自身のラジオ番組で徹底的にジャニー喜多川氏を擁護し、「私の姿勢を忖度あるいは長いものに巻かれていると解釈されるのであれば、それでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」とまで言い切った。
このあまりに不遜な物言いに反発の声は大きく、スポンサー敬遠必至かとまで報じられたほど。山下達郎もサザンも昭和の時代から、夏を彩り、盛り上げてきたアーティストだが、ここへきてその立ち位置を対比するメディア関係者や音楽関係者も多い。
「サザン桑田は時代の波に趣味のサーフィンのように乗って楽しんでいる。かたや山下達郎は都会的でオシャレなイメージで見られていたでしょうけど、今回の騒動で、昭和からまったく頭もファッションも主義主張も変わらない頑固オヤジだったように見える。どちらの曲も聴いてきた往年のファンの反応はさまざまでしょう」(音楽ディレクター)
蒸し暑い夜に、騒動で露呈した人間性も加味しながら新曲を聴き比べてみるのも一興だろう。