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松尾潔音楽プロデューサー

1968年、福岡県出身。早稲田大学卒。音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、SMAP、JUJUらを手がける。EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲)で第50回日本レコード大賞「大賞」を受賞。2022年12月、「帰郷」(天童よしみ)で第55回日本作詩大賞受賞。

R&B愛好者の底力を感じた3日間。「いま本当にパリでは五輪なんてやっているのか?」という疑問が…

公開日: 更新日:

 斎藤さんの発言はすぐさまネットの話題になった。よくぞ言ったり斎藤幸平、である。よくぞ引き出したり小川彩佳、かも。ぼくはといえば、開会式だけは観た。各競技のテレビ観戦に熱中する人たちには全く共感を覚えないが、彼らをきつく責め立てようとまでは思わない。ただ斎藤さんの言論をメディアから排除するようなことだけは絶対にあってはならぬと強く思う──そうつぶやいたX投稿もまた、なんと3時間後には某スポーツ紙にコタツ記事化されたのだが。ネットニュースのネタとしてお手軽に消費された感じは否めない。何だかなぁと思ったので、こうして逆コタツ記事化する次第。真夏のコタツ合戦か。猿も蟹も避けて通るわい。要らんよ、それ。

【連載】松尾潔のメロウな木曜日

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