著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

藤田ニコル、ゆうちゃみ…Z世代がTVで引っ張りだこ、言いたい放題だが…ついて行ける?

公開日: 更新日:

 今、テレビでひっぱりだこなのはZ世代、とりわけギャルタレントの活躍は目覚ましい。とっくにテレビを見なくなった若者に対し、なんとか振り向いてもらおうと必死のテレビ局。その間をつなぐ存在としてギャルタレントが重宝されている。

 テレビの情報番組では「Z世代が注目」などと注釈をつけて愚にもつかない話題を日々提供。テレビを見ているおじおばは素直なのでLINEで赤いビックリマークを使うのは「おじさん構文」と言われると二度と使わないようにしようと心に決め、涙ぐましいほどの努力をしているのだ。

 19日「行列のできる相談所」(日本テレビ系)のそんな一幕。テーマは「舘ひろし&柴田恭兵&仲村トオル令和の新常識教えます」。スタッフの女性を〇〇ちゃんと下の名前で呼ぶ舘に対して令和の若者は職場では下の名前で呼ばれるのは嫌! とかなんとか。

 さらに、LINEのおじさん構文が嫌! ということで、赤いビックリマークや絵文字のキラキラやハートマークを多用するのも嫌! とか言いたい放題。挙げ句、文章の終わりに「。(マル)」をつけるのが嫌とかなんとか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」