「陰部神経痛」を知らずに痔の手術を受けてはいけない

公開日: 更新日:

 人には相談しにくい病気のひとつに「痔」がある。お尻の違和感や痛みに耐えかね、勇気を振り絞って病院を受診、「痔」の治療を受けても、症状がまったく改善しないことがある。そんな時は「陰部神経痛」を疑った方がいいかもしれない。

 関東在住の50代の男性Aさんが地元の総合病院で「痔核」と診断されたのは3年前のこと。

 ステロイド系の薬を使う治療を続けたが一向に良くならない。それどころか、痛みは日を追うごとにひどくなり、椅子にも座れず、立って食事をするほどに。

 ついに主治医から「手術しましょう」と提案され、その気になったAさんだったが、“待った”をかけたのは妻だった。

「“手術をするなら、その前にセカンドオピニオンを受けておいた方がいい。ひょっとしたら別の病気という可能性もある”と強く勧められたのです」(Aさん)

 友人の紹介もあり、東邦大学医療センター大森病院消化器センター外科へ。そこで告げられたのが「陰部神経痛」だった。治療を担当した後藤友彦医師が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  4. 4

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  5. 5

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  1. 6

    中居正広氏と結託していた「B氏」の生態…チョコプラ松尾駿がものまねしていたコント動画が物議

  2. 7

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  3. 8

    中居正広氏が女子アナを狙い撃ちしたコンプレックスの深淵…ハイスペでなければ満たされない歪んだ欲望

  4. 9

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  5. 10

    SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」