ピークでも間に合う くしゃみ、鼻水止める「花粉症」新対策

公開日: 更新日:

「今からなら、脈拍が10程度上がる軽い運動を。乾布摩擦や熱めのお風呂に入ることもすすめています。交感神経の働きが優位になり、副交感神経が過剰になるのを抑えます。血管の収縮・緊張が増し、鼻水が出にくくなります」

 薬を飲んでいるのに効き目があまりよくなければ、適切でない薬を飲んでいるからかもしれない。

「飲み薬はいくつかのタイプに大別できます。クシャミや鼻水に対して比較的効果が早く表れ、鼻詰まりにもある程度効果があるのは、第2世代抗ヒスタミン薬。鼻詰まりに効く抗ロイコトリエン薬は効果が表れるまで数日間かかります。クシャミ・鼻水・鼻詰まりに効くケミカルメディエーター遊離抑制薬やTh2サイトカイン阻害薬も1週間と、時間がかかります」(大久保教授)

 記者は、乾布摩擦と熱めのお風呂に入り、市販の第2世代抗ヒスタミン薬を服用。地獄の日から一転、一日快適に過ごせた。ただし、眠気が強かったので、小青竜湯とうまく使い分けて、このシーズンを乗り切ろうと思っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる