「記憶」は失われても「感情」は残る
しかし、感情の評価では認知症患者であっても、健常者と同様に悲しみ、幸福の感情がそれぞれ上昇していることが示されました。
つまり、「記憶が失われても感情は残る」ということが示唆されているのです。認知症患者では経験そのものを記憶にとどめることは難しいかもしれません。しかし、経験から受ける感情を体感することはできるのだと言えるでしょう。
しかし、感情の評価では認知症患者であっても、健常者と同様に悲しみ、幸福の感情がそれぞれ上昇していることが示されました。
つまり、「記憶が失われても感情は残る」ということが示唆されているのです。認知症患者では経験そのものを記憶にとどめることは難しいかもしれません。しかし、経験から受ける感情を体感することはできるのだと言えるでしょう。