自律神経が乱れるこの季節 医師が実践するシンプルな習慣

公開日: 更新日:

 自律神経は、血管、心臓、胃、腸、腎臓など全身の臓器に関係している神経だからだ。

 自律神経の乱れによる不調は幅広く、頭痛、めまい、耳鳴り、肩凝り、腰痛、動悸、胸焼け、腹部膨満感、便秘・下痢、性欲減退、全身のだるさ、疲労感、イライラ、不安感など挙げればキリがない。

「重要なのは、今が自律神経が乱れやすい季節だと意識し、より乱す要因になる生活習慣を改めること。自律神経を甘く見ていると、不調が不調を呼ぶ悪循環に陥り、長く体調不良を抱えることになりかねません」

■決まった時間に起きることも重要

 池谷院長が特にポイントとして挙げるのが、睡眠食事だ。

 まず睡眠は、「起きる時間を一定にする」。自律神経は、体内時計と相互関係にある。体内時計は毎朝、決まった時間に太陽の光を浴びることでリセットされる。週末に昼くらいまで寝る生活を送っていると、体内時計の乱れ、つまり自律神経の乱れにつながる。

「睡眠不足と感じたら、早めに就寝を。また、20分以内の昼寝なら夜の眠りに悪影響を与えません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  4. 4

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  5. 5

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  1. 6

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  2. 7

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 8

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  4. 9

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  5. 10

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ