新型コロナウイルス対策は普通のマスクでも大丈夫なのか

公開日: 更新日:

「私は診療日には1日20枚程度使いますし、休日でも外出ごとに取り換えるので3~4枚は使用します。外す時にはマスクの表面を触らず、ゴムの部分を持つようにしてください」(大谷院長)

■「1日に何枚も使い捨てで使うほうが効率的」

 “普通のマスク”でも大丈夫なのか?

 外来医療従事者が使うN95マスクは、スギ花粉の100分の1である直径0・3マイクロメートルの粒子を95%以上除去できるといわれる。これと、医療用マスクとを比較した最新研究では、インフルエンザの罹患率に差が認められなかった。

「N95マスクは高価で使い捨てではありません。一般の方が予防に使うなら、普通に売られているマスクを1日に何枚も使い捨てで使うほうが効率的で有効でしょう」(大谷院長)

 WHO(世界保健機関)によると、新型コロナウイルスの発症者のほとんどは軽症だが、約20%で重症化し、致死率は2~3%程度(1月29日現在)。死亡者では高血圧糖尿病、心臓や血管の病気など、免疫を低下させる持病がある人が多かったという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド