男性も多い…60歳以上は外反母趾が増加 転倒や腰痛の原因
かかとを上げ下げするシンプルな体操だが、コツがある。まず、両脚を肩幅程度に開いて立つ。そのまま、かかとをぐっと上に押し上げて、下ろす。頭が真上に引っ張られているようなイメージで、目線は真正面。運動中に呼吸を止めないように、注意する。バランスが取りにくく体がぐらぐらしてしまう人は、椅子を使ってもOK。椅子の上部に軽く両手を添えて、かかとをぐっと押し上げる。
「椅子や壁を使う場合は、あくまで手は添える程度に。体重を預けないようにしてください。また、足がつりやすい人は、最初のうちはかかとを上げきらなくてもよく、低めの位置で大丈夫。毎日続けていると、だんだんと上がるようになります」
最初は1日に10回×3セットでOKだが、いずれは20回×3セットを目標に。テレビを見ながら、家事を行いながらなど、「ながら体操」でもいい。