足<上>健康な足は10人に1人…扁平足を治す靴の選び方
■靴選びの10カ条
①ヒモかベルトで足を固定できる
②足の甲まで覆われている
③素材が適度に伸びて発汗に優れるもの(革は、さまざまな足の形に適合していくのでおすすめ)
④ヒールカップ(靴のかかとの部分)がしっかりと硬く、かかとにフィットするもの
⑤靴の中の爪先の余裕が5~10ミリ程度
⑥インソールが外れる(交換できる)構造になっている
⑦置いたときに安定感があり、先端部分が少し浮いている
⑧アウトソール(靴底)は硬すぎず、軟らかすぎず、厚みがあり、デザインは左右対称
⑨MP関節(指の付け根)の部分でしか曲がらない構造
⑩ドロップ(かかとと爪先部分の高低差)が5~10ミリ程度
「靴選びで最も重要なのは、ヒールカップが硬く、フィットしているかどうかです。かかと回りに『ヒールカウンター』と呼ばれる芯材が入っていると、足アーチの崩れを靴が後ろから防止してくれます。かかとが倒れなければ、足アーチは崩れません。また、わざとアウトソールのデザインを左右非対称にした靴がありますが、それを一日中履くのはあまりおすすめできません」