安易に隣の芝生をのぞくと幸福度が下がり悩みが増大する
一方、「社会的比較」の「頻度」が幸福度を下げるのではなく、比較の「程度」が影響するということもわかったそうです。
「社会的比較」は、ある意味、手軽なサンプリングであると同時に、かなり偏ったサンプリングでもあります。
もし「社会的比較」を行うなら、本来は膨大な量のサンプル収集や調査を行わなければいけません。ですから、隣の芝生を見るような安易な「社会的比較」は幸福度を下げ、悩みを増幅してしまいます。
安易に誰かと自分を比較しないようにするだけで、無駄な悩みから解放されていくのです。
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