著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

彼女が痛みに悩んでいるなら肩をなで、ぎゅっと抱きしめて

公開日: 更新日:

 痛いの痛いの飛んでいけ~。子供の頃に転んでぶつけたあとを、手でさすりながら母親が言ってくれたおまじない。子供が早く泣きやむように言ったのかもしれませんが、本当に痛みが飛んでいった気がしたものです。皆さんも同じような経験があるのではないでしょうか。

 大人になって、うっかりどこかに頭や腕などをぶつけた時も、自然と手でさすります。デート中に起きたら、パートナーにさすってもらうことだってあります。痛みの程度によりますが、軽ければ手を当ててさするだけで、痛みが和らぎますよね。

 私が着目したいのは、このさする効果。子供じみているし、うさんくさく聞こえるかもしれませんが、先ほどの例のように、大人になっても、ケガをした時は自分でさするし、効果を感じているはず。

 婦人科疾患のないセックスの痛みでは、痛いと言われた時に、男性パートナーが痛い場所でなくても、肩や背中などをなで、抱きしめるだけで、不安だった気持ちが落ち着きます。

 経験者の立場からすると、局部の痛みはほかの場所の痛みより不安に感じやすい。ましてや相手に冷たい対応を取られれば、サッと心の扉を閉じて距離を置き、痛みのことは打ち明けず一人で解決しようとする人も出てきてしまいます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」