著者のコラム一覧
佐野靖子ミラザ新宿つるかめクリニック婦人科医師

ミラザ新宿つるかめクリニック婦人科医師。順天堂大医学部卒。同大産婦人科入局後、非常勤助教を経て現職。医学博士、日本産婦人科学会専門医、日本女性医学学会専門医。専門は更年期障害、女性のヘルスケア。

避妊に限らずイライラやニキビ解消に役立つ「女性の応援薬」

公開日: 更新日:

 3度目の緊急事態宣言発出で外に遊びにも行けず、ゴールデンウィーク(GW)を自宅でイライラしながら過ごしているカップルも多いのではないか。いくら仲が良くても長時間同じ部屋にいればスラストレーションが溜まる。女性が生理前やその最中ならなおさらだ。ささいなことでケンカになり、別れ話に発展してしまうことだってあるかもしれない。

 そんな悲劇を避けるために「ピル」を利用してはどうだろう。ピルは望まない妊娠を避けるための避妊薬という役割だけでなく、女性の生理周期に伴う気分不快やイライラを解消する薬として使われている。新型コロナが続くいまだからこそ、女性ならずとも知っておきたい、「ピル」について「ミラザ新宿つるかめクリニック」(東京・新宿)婦人科の佐野靖子医師に解説してもらった。

 ◇  ◇  ◇

 みなさんはピルと聞いてどんなイメージをお持ちですか?「避妊薬」「太る」「副作用が強い」そんなイメージを持つ人もいらっしゃると思います。

 ピルは避妊を目的にして60年ほど前にアメリカで誕生しました。日本で承認されたのはそれから40年近くたった1999年、ミレニアムに湧いていた時代のことです。元々は避妊薬として開発されたピルですが、使用されていく中で生理痛を改善し、生理の量を減らす効果があることがわかりました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」