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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

ドラゴンフルーツはバナナの65倍の不溶性食物繊維で便通を促す

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 また、カリウムも100g当たり350mgと果物の中ではトップクラス! この量は成人女性が一食に必要とされるカリウム量のおよそ半分にも達しているのです。最近の研究では塩分をより摂取する人は夜間頻尿を引き起こすことがわかっています。カリウムは体内の余計な塩分を排出する働きを持つので、むくみや高血圧予防だけでなく、夜間トイレに立ってしまう回数を減らすのにも役立つかもしれません。

 そのほか、骨の成分の一部であるマグネシウム、貧血予防や妊婦さんに必要な葉酸なども含まれています。さらに、ドラゴンフルーツの中でも実の色が赤いものに含まれる「ベタシアニン」という色素はポリフェノールの一種で、抗酸化作用や抗炎症作用が強いと言われています。

 表面に付いているトゲのような部分が太く短く、先っぽが割れている重いものが完熟を見極めるコツです。

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