新型コロナワクチン副反応を徹底検証【くも膜下出血】接種後死亡1例目として報告
脳動脈瘤は、一般的に、約5ミリ前後以上の大きさで手術などが検討される。ただし、部位、形状、年齢、健康状態、近親者に患者がいるかなどで対応が変わるので、未破裂の脳動脈瘤が見つかったら、くも膜下出血の手術件数が多い専門医の診察・経過観察を受けることが重要だ。
くも膜下出血は、前兆が見られることも。特徴的なものは、「血圧の激しい上昇・下降」「これまで感じたことがないような頭痛」「視力低下や目まい、物が二重に見える」「吐き気や嘔吐」「頭がモヤモヤしたりボーッとしたりする」。しばらくすると治ってしまうケースもあるが、数日後に大きな発作を起こすことは珍しくない。
「実は私の知人もくも膜下出血を起こしたのですが、受診時には症状が進行しており、手術可能な状態になるまで10日以上待つことになりました。のちに聞くと、受診のしばらく前からひどい頭痛があったそうです。前兆があったら『様子見』はせず、症状が消えても、できる限り早く病院を受診すべきです」
くれぐれも、市販の頭痛薬を規定量以上飲んででもなんとかしよう、とは思わないことだ。