著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【うずら卵】滋養強壮に効果絶大「気」を補って免疫力アップ

公開日: 更新日:

 気を補い、免疫力を高めるためにおすすめの食材は「うずらの卵」。中国では古来、鶏卵が「栄養の源」として重宝されていましたが、うずらの卵はより強力です。

 全身の臓器に働きかけて、その機能を高める作用があり、滋養強壮に効果絶大な食材とされます。また、老化に関わりの深い臓器「腎」の働きも高めるため、若々しい体づくりにも役立ちます。さらに、筋肉や骨を強化したり、脳を滋養する効果もあり、小さくてもダイナマイト級のパワーを発揮します。アクティブシニアにはぜひ、鶏卵の代わりに普段の食事に積極的に取り入れることをおすすめします。

 うずらの卵は、たまごかけごはんに使うと、鶏卵より濃厚でおいしく仕上がります。また、カップみそ汁・スープに割り入れると、ふたをして3分程度できれいに白身に火が通り、半熟の状態も楽しめます。

 納豆やパックもずくに入れるのもおすすめ。1パックに対して鶏卵1個では量が多いですが、うずらの卵だとちょうどよい量なので便利です。

 うずらの卵の免疫力アップ効果をさらに高めるには、同じく気を補う働きのあるブロッコリー、ナガイモ、豆類、キノコ類と組み合わせるとよいでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ