「小声の友達の言葉を聞き取れるようになってうれしい」80代女性の言葉
多くのお客さまと日々接していますが、みなさん、補聴器を検討したきっかけもさまざまです。
例えば、生活する上で家族が日常的に大声を出さないといけなくて疲弊していたり、テレビの音が大きすぎて家の外まで大音量で聞こえていたり。またデイサービスや訪問介護・看護を受けるときに介護してくれる人とお話ししたいから、病院で先生の話が聞き取れず説明が理解できなくて困るなど……。いずれも生活を送る上で差し迫った理由によるものでした。
そんな中、この連載を読んだご家族からの勧めで購入されたお客さまがいらっしゃいました。
この方は現在80代の女性。中学時代、野球のボールが左耳を直撃し聴力が低下。左耳がほぼ聞こえず日常生活に支障を抱えながら長い年月過ごしてきたそうです。加齢で右耳の聴力も低下し始めたために、7~8年前に近隣の耳鼻科で診察を受けて補聴器を購入したのですが、その煩わしさからほとんど使用せず、そのうち紛失したとか。
ですが先日、近隣の耳鼻科で数年ぶりに聴力検査を実施したら以前よりも低下しており、再び補聴器購入を決断することになったのでした。