「信頼関係の構築」と「治ることを諦めない」これが治療成功につながる
定期観察が終わった後、患者さんがふらっと病院に寄り、私のところに顔を見せに来てくれました。うれしくなり、一緒に食事に行きました。私が痛切に感じたのは、たとえ外科医が合併症を招いても現実を直視する。いい結果が生まれなかったときこそ諦めず、真摯に向き合うべきであるということです。
コラムも今週で終了です。これまでお読みいただいた方々に大変感謝申し上げます。“からだ楽チン”になれることを切に願いながら、最後の挨拶とさせていただきます。来年秋には、京都駅からひとつ前の駅、近鉄東寺駅前に肩関節のクリニックを開院する予定です。 (おわり)