白内障手術失敗体験談(5)「月に数件、同じような患者が運ばれてくる」

公開日: 更新日:

「私には手に負えない」と、白内障手術を途中で放り出した眼科医院は、救急車は呼ばなかったものの、さすがに移送先の大手総合病院の予約はとっていました。右目にガーゼを当てながらタクシーで大手総合病院に到着すると再び眼底検査などがあり、「まず硝子体に散らばった黒い核片をきれいに取り除きます」と言われました。

 それから、「眼内レンズを入れることになりますが、水晶体嚢が使えるようならそちらにレンズを入れますが、もし水晶体嚢が使えないときは強膜固定といって眼球の白目に眼内レンズを直接固定することになります」との説明があり、「もし手術中に出血などの兆候が現れたら手術を途中でやめることもある」とのことでした。

 後にわかったことですが、この大手総合病院は地元でも眼科の評判がいい病院でした。看護師にちらっと聞いたところ、「月に数件、同じような患者が運ばれてくる」といいます。だから「先生に任せておけば、心配しなくて大丈夫」と言われました。

 ここまできたら“まな板のコイ”。病院に駆けつけ、付き添ってくれた前妻は「前期高齢ですけどまだ現役で仕事をしているので、なんとかお願いします」と頭を下げてくれました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  4. 4
    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  5. 5
    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  2. 7
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

  3. 8
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 9
    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

  5. 10
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し