バイデン大統領とトランプ元大統領の健康状態は限りなく不透明
ところが、今回2人の候補から出てきた情報はずっとわずか。バイデン氏の医師が6ページの報告書を今年2月に、トランプ氏は昨年11月に医師からの1ページにも満たないメモを公開しただけ。いずれも2人の健康を保障すると書かれてはいますが、特に認知機能やメンタルの状態など、有権者が知りたい情報はありません。
こうした情報の少なさも、さらなる憶測を呼ぶ原因になっています。
そこでニューヨーク・タイムズが2人の候補者に詳細を問い合わせたところ、トランプ氏からは返事がなく、バイデン大統領からの返事には、肝心のメンタルに関する情報は含まれていなかったとのことです。
どちらが勝っても史上最高齢の大統領の誕生に、アメリカの有権者は拭い去れない不安を感じています。