わきの下やお尻に繰り返し…こんな「おでき」はすぐ病院へ
「偽薬(プラセボ)を使わない日本で行われた臨床試験では、治療が成功したと見なす『ハイスコア達成率50%』を12週後に86.7%の患者さんがクリアしています」
ハイスコア達成率50%というのは、結節と膿瘍の数が少なくとも50%減少し、かつ膿瘍数および瘻孔数の増加がない状態のこと。
「ヒュミラの臨床試験では、症状が出てから10年超経過してから治療すると、10年以内に治療を開始した群と比べ1.92倍、治療に反応が悪いとの結果も出ています」
ヒュミラに続き、抗生物質を超える効果のある新薬が、現在開発中だという。
思い当たる症状がある方は、治療をあきらめず、不可逆性の状態に達する前に治療を開始することが望ましい。