(2)「フリーラジカル」や「遺伝子変化」が老化の決定的原因ではない

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「以前、世界で初めてつくられたクローン羊のドリーは、平均寿命の半分以下で、進行性の肺疾患で死にました。そのため、クローン動物は通常よりも寿命が短いと思い込んでいる人が多いようですが、実際は違います。その後の調べでドリーの臓器は老化が進んでいたわけではありませんでした。また、現在存在するクローン牛や羊などは通常のものと同じ寿命を維持しています。つまり、遺伝子変異だけが老化の決定的理由だとは考えにくいのです」(根来医師) (つづく)

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