「死んだ」と思って18時間…川合俊一さんポリープ手術で壮絶体験
そんな経験をしたので、3回目のポリープ手術の際は、局所麻酔でできる病院を探したのです。
■鼻の手術の病院探しも苦労した
病院探しで苦労したといえば、昨年の鼻の手術も同様でした。鼻の右側の上部、目に近い部分に脂肪腫みたいなものができ始めたのは7~8年前でした。当初は気にしなかったのですが、周囲に「どうしたんですか?」「蚊に刺されてますよ」と言われるようになって、気づくと枝豆くらいの大きさになっていたので、行きつけの病院で形成外科を紹介してもらって受診しました。
ところが、そこでは手術を断られてしまったのです。簡単な手術だと思うのですが、芸能人の顔を切るということは病院にとって大きなリスクのようで、その後も2軒ほど断られました。医者のツテをたどって、最後はなんとか手術してもらえましたけど、顔への麻酔注射がものすごく痛くて、何十年ぶりに「痛い! 痛い!」と叫びましたよ(笑)。でも、仕上がりはキレイで傷痕はまったく残っていません。
こう見えて、帯状疱疹や大腸ポリープ切除も経験しています。病気のことは、知識としてなるべく知っていた方が処置も早いし、怖さも半減すると思うので、こうした病気の情報を読んだり、見たりしておくのはいいことだと思います。今、心がけているのは、疲れないようにすること。とはいえ、会長職はそうもいかないですけどね。 (聞き手=松永詠美子)