岩田健太郎氏「日本のコロナ対策にはビジョンがなかった」
岩田健太郎(神戸大学大学院医学研究科教授 感染症内科医師)
新型コロナウイルスの感染者が国内で確認されてから1年が過ぎた。累計の感染者数は40万人に迫り、死者は5000人を超えている。過去の波とはケタ違いのスケールの第3波の勢いは収まらず、11都府県に出されている緊急事態宣言の延長が懸念されている。なぜ、このような事態を招いてしまったの…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り3,335文字/全文3,475文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】