ウィシュマさん衰弱死事件 行政文書の「黒塗り開示」は行政裁量権の逸脱・濫用だ
名古屋出入国在留管理局の施設に収容されていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)が死亡した件で、遺族らが公開を求めていた死亡経緯に関する行政文書のほぼ大半が黒塗りのまま開示された。
情報公開や情報開示請求といった言葉は耳にするが、なぜ行政情報は公開されな…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,588文字/全文1,728文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】