皇室と筑波大附属の「深い縁」 悠仁さまが高校にご進学される“納得の理由”
秋篠宮家の長男・悠仁さまが、今年4月から筑波大学附属高校に進学される。悠仁さまが同校を選ばれた理由は「学習院は避けたい」、「これまで通っていたお茶の水女子大学附属中学に近い」、「エリート志向」などが挙げられるが、それだけではない。「筑附(筑波大附属)と皇室は深い縁で結ばれているのです」と話すのは元宮内庁担当記者だ。
その接点は美智子上皇后。美智子さまの実父で、悠仁さまの曽祖父にあたる元日清製粉会長の正田英三郎氏は小学校から旧制中学(現中学・高校)まで筑附の前身の東京高等師範学校附属に通い、大学は東京商科大(現一橋大)に進んだ。正田氏は1999年に95歳で亡くなっているので、06年生まれの悠仁さまが会うことはなかったが、秋篠宮家と正田家はさまざまな交流があった。
「悠仁さまの父・秋篠宮(文仁)さまは特に、正田英三郎氏の従弟で東大農学部教授だった正田陽一氏(16年89歳で没)と懇意にしていた。陽一氏の専門は家畜の遺伝。秋篠宮さまは家禽類の研究をしていて、分野が重なっていたので、地方や海外などにも一緒に調査に出かける機会がたびたびあったのです。そこで正田英三郎氏の話題に及ぶことがあって、秋篠宮さまの中で、悠仁さまの進路のひとつとして筑附が強くイメージされるようになったようです」(元宮内庁担当記者)