ディスられたファミマ「3990円パーカ」はコスパ絶賛され…コンビニ首位セブンはどう動く?
ファミマに追随するように、ローソンも今月16日にセレクトショップ「フリークスストア」監修の「インスタントニット」(税込み2970円)を発売。コンビニアパレル戦国時代に突入の様相だが、注目されるのが、〈アパレルに関しては手を抜いている感が否めない〉といった声があがるコンビニ首位のセブン-イレブンの動向だ。
消費経済アナリストの渡辺広明氏はこう言う。
「ファミマは繊維が祖業の伊藤忠商事が親会社なので、素材調達から縫製まで高品質・低価格が実現できたのだと思われます。セブンは非常に実利的な会社なので、同業他社のアパレルが数字上、本当に成功しているのを確認できないかぎり、ユニクロや無印良品と同じような商品は出さないのではないでしょうか」
大手コンビニの相次ぐ市場進出に、専業のアパレル企業は戦々恐々としている。